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Bフレームの作成

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ここでは、ウッドモノコックボデイの中心となるフレーム部分の製作を説明します。

 


 【3-1】型取り
6mm厚の板に、テンプレートをあて、0.5mm程度の細めの水性ペン(油性ペン不可)やシャープペンで型を写します。節の部分や木目が乱れているところは、使用しないで下さい。

*製作途中で次々と失敗作ができると思う方は。多めに写しておいてください。
 



【3-2】切り出し

卓上糸鋸盤があれば楽なのですが、持っていない方は、不要な部分をのこぎりで落として、ナイフとハンドサンダーで整えて下さい。

この時、注意してほしいことは、切った角がきちんと90度になっていることです(写真右)。90度になっていないと、左右で形の違うフレームになってしまいます。ルアーの要になる部分ですので妥協せず納得がいくまで整えてください。難しければL字型の冶具を使ったほうがいいかもしれません。

(卓上グラインダーがあれば簡単です)

   
【3-3】リップの下穴の加工

テンプレートで写したリップの取り付け位置に、切れ込みを入れます。グラインダーや卓上糸鋸盤があれば簡単で正確に切れ込みを入れることが可能ですが、無い場合は、目の小さい【のこぎり】で挑戦して下さい。切れ込みの幅は、取り付けるリップの厚みより若干広めです。リップ材の切れ端などを差し込んでスムースに入るように加工できればOKです。
2mm厚のリップ材を使用する予定でしたら、卓上のバイスに固定して細工用の平やすりで整えると、手作業でもかなり正確に加工することができます。正確にこしたことはありませんが、多少余裕をもって加工していれば、リップの取り付けの時に修正できるので、あまり神経質になることはありません。

 






 
【3-4】ウェイトホール等の加工

まず、テンプレートから写した下穴の点々の位置にボール盤で下穴を開けます。使用するドリルは0.8〜1.5mmを使用してください。
次に、フロントウェイトが入る穴と、重心移動用のレールの下穴をあけます。ドリルは木工用6mmが使いやすいです。この時イッキに貫通させると、反対側の穴の回りが荒れるので、片側を半分くらい掘った後、反対側から貫通させ仕上げます。
この後、フロントウェイトホールのみ6.3mmのドリルで穴を広げておきます。
次に、穴の連続している部分をつなげて重心移動レールとします。
デザインナイフや彫刻刀で切り取っていきます。
だいたい切り取ったら、やすりできれいに仕上げます。半丸の細工用のやすりが使いやすいでしょう。
ルーターを持っている方は、割と簡単に仕上げられると思います。
最後に、リグの取り付け用の穴をあけます。ドリルは4mmです。
この穴もイッキにあけず、片側ずつあけましょう
   
【3-5】重心移動レールの仕上げ

最後に、フロントウェイトの入る穴と、重心移動レールの角の面取りをしておきます。内部にはみ出す接着剤の逃げになるので、必ず丁寧に角を落として面取りしておいてください。

 フレームの加工は以上です、おつかれさまでした!

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